まめでっぽうの理念
「自然体験を通して、自分で考え、自分で動く
自己肯定感をもつ人を育てます。」
親も子も「自分が好き」と言える人に。
大切にしていること
「五感を震わす体験を積み重ねる」
自然の中にいるだけで、子どもたちは五感を使って季節の移り変わりや、危険の回避、生命の大切さなど、直に感じ、経験を積み重ねていきます。その体験こそが、発想を無限大に広げ、自分で考え、自分で動き、自らを表現することへとつながります。自己表現→自己肯定感となり、確実にその人の財産となります。
まめでっぽうでは、その成長を、保育者と共に、親も見守ります。子どもたちだけでなく、親にとっても学び(共育)の場となります。
まめでっぽうの特色
異年齢保育
親子参加の0歳児から、預け組(元気っこ)の5歳児まで、みんな一緒に活動します。
小さい人は大きい人へのあこがれから、目標ができて頑張ったり、頼れる安心感を覚えたりします。
大きい人は、小さい人への思いやりが芽生えたり、責任感を持つようになります。
同年代だけのかかわりよりも、さらに幅の広い気の使い方、自己表現の仕方が身に付くようになります。
絵本をたくさん読む
毎日、活動のはじめや終わりに絵本を読んでいます。
一日2冊以上(時には4~5冊!)読み聞かせていますので、年間では400冊くらい。
「動」の活動だけではなく、「静」の活動も取り入れ、落ち着いた時間も持つようにしています。
また、絵本を読むという体験は、実体験とリンクしたり、疑似体験をしたりして、想像力や、知識力を高めます。
手はうしろ・お口チャック
これは、大人のかかわり方です。
基本的に、口は出しません。決めるのは子ども。
また、ケンカも、ケガにつながりそうな場合を除き、黙って見守ります。
子ども同士で解決を導き、コミュニケーション能力を高めます。
それだけでなく、子どもたち自身で問題解決することは、その場でのストレスをためずに発散させることができます。自分の言いたいことを表現させてあげることは、とても大切です。
丈夫な身体づくり
森の中のおさんぽ、畑活動、さくらんぼリズムを通して、丈夫な身体を作ります。
自分の膝より高い段差を上がったり、急な坂道を下ったり、それだけでも足腰が強くなり体幹が鍛えられますが、自分の荷物は自分で持つ。さらに、困っている人の荷物を持ってあげるなど、たくましい子どもたちです。
さくらんぼリズムでは、身体の基礎運動に準じた動きで、音楽に合わせながら楽しく運動しています。
子育ち・親育ち
まめでっぽうが、他の幼稚園や保育園と大きく違うところは、親が保育に参加することができることです。(サブサポ)預けっぱなしではありません。
他の子も同じように見守り、参加することで、我が子のいつもと違う姿を見ることが出来、自分自身も学ぶことがたくさんあります。
そして、親同士のコミュニケーションも測れ、親同士の絆、家族ぐるみの絆が深まり、助け合うこともできます。
子どもは、育てるものではなく、育つもの。親も共に育っていく「共育」を大切にしているのも特色のひとつです。
活動内容の紹介
おさんぽ
月水金は、自然博物園 ねいの里でおさんぽをします。
時々、頼成の森や、ほかの公園などにおでかけすることもあります。
おさんぽコースは、子どもたち主体で決定します。ゆっくり近場で遊ぶこともあれば、ロングコースを頑張って歩くこともあります。
自然の中では、作られたおもちゃ等がない環境です。その中から、たからものを探したり、おままごとをしたり、生き物に触れたり、四季折々の自然を感じながら、子どもたちの遊びも適応し、発展していきます。想像力が膨らみ、自発性が育まれます。
畑で食育
春の田植え、野菜の種まき、草刈り、収穫。
夏野菜をその場でいただいたり、秋には稲刈り、脱穀、籾摺り、お餅つき・・・と、年間を通して、作物を育て感謝していただきます。
自分たちで育てた野菜は美味しい♪
畑の泥んこ遊びも大好き!!
畑は、まめのおうちの敷地内にあります。
田んぼは、ねいの里の園内にあります。
火を使う
ねいの里の囲炉裏小屋を使って、火を焚き、暖を取ります。(特に秋冬)
自分たちで薪を組み、マッチを使って火を点けます。
時々、焼きいも、焼きリンゴ、棒まきパン、炊き込みご飯など、
囲炉裏を使った料理をして、美味しくいただきます。
火の点け方、便利さ、危なさなど、実体験を通して学びます。
作って食べる
この写真は棒まきパンを焼いて食べているところ。
生地を捏ね、発酵させて、棒に巻いて囲炉裏で焼く・・・
美味しいパンの出来上がり!
まめでっぽうの子どもたちは、包丁も使うし、手も使う。
「自分で作って食べる」という体験も、たくさんできます。
「できる」「できた」という達成感を味わい、自己肯定感につながります。
自分で!を大切に
2歳児から、元気っこ(預け)をすることができます(要相談)。
手を貸すこともありますが、上の子どものまねをして、「自分で」
という気持ちを持つようになります。
どんな年齢でも「自分で」という気持ちを大切に、
「待つ」保育を心がけています。
少人数ならではの「寄り添い」「見守り」ができます。
かかわり
日常で必ず生まれる、人とのかかわり。
一緒に遊ぶ、ケンカをする、自分の意見を言う、人の話を聞く、
一つ一つのかかわりを、『できるだけ干渉しないで見守る』ことで、
自分自身で考え、対処したり、交渉したり、
必要な技術を身につけていきます。
(ケガにつながりそうな場面はサポ、サブサポが止めに入ります。)
かかわりを見守ることは、親の学びの場でもあります。
音と表現の遊び
「さくら・さくらんぼリズム」という、人間の体の成長に基づいた動きを基本としたリズム体操(リトミック)を、毎週木曜日におこなっています。
伝承遊びやわらべうたなども取り入れ、楽しく体を動かしながら、しなやかな身体づくりを目指しています。
その他
年間を通して、田植え→草取り→稲刈り→脱穀→籾摺り→餅つきすべての工程を体験する田んぼ作業。
節句の手仕事、制作活動。
お花見(4月)、母の日(5月)、父の日(6月)、七夕(7月)、夏のお泊り会(8月)、敬老の日(9月)、ハロウィン(10月)、収穫祭(11月)、クリスマスアドベント(12月)、正月遊び(1月)、節分(2月)ひなまつり(3月)などの季節行事などもおこないます。